ロボットものの原点おすすめ度
★★★★★
タイトルにつられて思わず手にとってしまったが映画とは別物。
有名なロボット三原則が出てくる物語。
1950年によくこれだけ考えついたな・・・というのが実感です。
旧訳は読んだことないですが、この訳は読みやすくていいですね。
話はロボット三原則をロジックの軸として、発生した問題を
人間達と読者が一緒に謎解きをするような感じ。
TVで言えばスタートレックっぽい展開なのかも。
SFとしても謎解きとしても楽しめると思います。
映画に感謝おすすめ度
★★★★★
SF小説といえば、需要が多いとはいえないので「高い」「すぐに絶版」という道をたどるのがほとんどです。
今回、ウィル・スミス主演の「アイロボット」が公開されたせいか、昔に発売された「われはロボット」を新しく訳し直し、装丁も新しくなって再発売です。ちなみに「われはロボット」に収録されていなかった短編が数本ばかし入っています。本がすり切れて触るのに忍びない人や、新しく入った短編の為に買うのも良いでしょう。しかし、新訳なので買う前に旧訳と新訳のどちらが良いか比べたほうがいいかもしれません。・・・新訳の方がわかりやすくはありますが好みもありますしね。
題名は映画と同じですが、内容は全くの別物です。しかし出来に関してどうこう言うまでもなく、最高です。SF小説初心者の人には特に読んで欲しいですね。再版されたこのチャンスを逃さず、買うのが賢い選択です。
映画の原作
おすすめ度 ★★★★★
映画の原作でおもしろいです