LEGOマインドストームRIS をもてあまし気味のアナタにおすすめ度
★★★★★
RIS発売当初にこの本があったなら日本のマインドストーム(CPU搭載の動くレゴ)事情も変わっていただろうと思わせる初〜中級本です。
著者の D.Baum氏は RCX(LEGO電子頭脳)向けのプログラム開発言語 NQCを自力で作成されました。このため当書籍はプログラム専門書と見られがちですが、導入部には組立てのノウハウや考え方のポイントも盛り込まれています。
14台の作例ロボットそれぞれに、プログラム例が RCX Code 1.0/1.5と NQC 2.0で書かれています。付属 CD-ROMでは、これに加えて ROBOLAB 1.5のプログラム例も含まれており、ハード・ソフト両面で守備範囲の広さが伺えます。
これはテキストブックなので単に読むだけでは身に付きません。
本を見ながら一台ずつじっくりと作例を作り、プログラムを少しいじってはロボットの動きの変化を観察…この繰返しで一冊を終えた頃には、きっと一皮むけた 動くレゴ・ビルダー になれるでしょう。 私もこの本のおかげで何とか一人立ちし、それなりに作って楽しめるようになりました。
※ 年少のお子様の場合は、まず先に動くレゴ部品付きの絵本 "LEGO Carzy Action Contraptions" (Kluts Press)等でいっぱい遊んでおく事をオススメします。
マインドストーム英語版の解説書ですおすすめ度
★★★☆☆
英語版マインドストームRIS1.0および1.5を購入した方に送るロボット作例集です。
「マインドストーム」とは、デンマークのおもちゃメーカーで有名なレゴ社が、MITとの共同研究?で開発したロボットキットです。対象は12歳以上と考えたほうが良いに思います。
中学生ぐらいの生徒であれば、授業での活用も考えられる教材としての一面も持ち合わせています。
小学生高学年でも、スターウォーズのR2D2を作れる「マインドストーム」も販売され、ラインナップは4商品です。
それぞれの興味・関心にあわせて、購入され、この本が、必要になるときが来ることでしょう。
やっと、世の中が、ロボット技術に光を当てるようになりました。
お子様の教育に、ロボット教育を取り入れてみたい方には、ぜひ、お勧めいたします。