真空管ラジオキットの楽しさ おすすめ度 ★★★★★
学研真空管ラジオの改良型です。
1920年代を思わせる緑色のループアンテナが魅力的です。
使用されている真空管がVer1と違いますので、回路的に細かな変更があります。
スーパー用の真空管をストレートラジオに採用するなど、ある意味で変則的な使用法です。
このため 技術さえあれば、スーパー受信機の改造する事が出来ます。
ストレートラジオで楽しんで、その後スーパーに改造して楽しむ、2度美味しい夢がかないます。
原型は太平洋戦争中に多くの国民が使った”並四ラジオ”をイメージしたものです。
使われている真空管は1960頃に作られた省電力タイプの真空管を使っています。
再生検波特有の音質で、決して良い音では有りません、また音量もVer1に比べ、多少大きい程度です。
前回の購入者の改良希望も取り入れたとのこと。
概要
真空管ラジオが作れるキットの新バーション。30年以上前の真空管を使用。セット内容は、組み立てキット(部品、真空管3本、リッツ線、イヤホン、ドライバー)とマニュアル。 Ver.1は限定版だったが、今回のバージョンは追加製造可能な商品として、「大人の科学」シリーズの定番ラインナップに登場。 Ver.1からの主な変更点 ・Ver.1よりもかなりの大出力管「2P3」を採用、省電力化のため、2つのフィラメントのうち片方だけを使用 ・2P3フィラメントのショートランドとアンテナ線用半田ランドを追加して、改造しやすく変更(半田コテが使えるユーザー向け) ・要望の多かった5極接続の回路を採用 ・底板を「紙」から「ファイバーボード」に変更 ・ソフトな足ゴムを追加して電池管特有のハウリング傾向を改善 ・音の増幅実験ができるようマイクユニットを追加。配線ミスや真空管不具合の発見ツールとしても使用可能 ・トランスを大きくして、音量・音質を改善 ・バリコンの送りピッチを細かくし、チューニング性を改善 ・リッツ線は1920年代に実際に使われていた淡い「緑色」を再現 ・本体色は深い「茶」と「黒」のツートーンカラー
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