開発陣の皆様、お疲れ様です。おすすめ度
★★★★☆
1/144スケールにしてフルハッチオープンやコアブロックシステムの再現。しかもコアファイターはこのサイズで可変式ときた!
劇中で登場した武器も一通り付属している。あまり立体化の機会に恵まれないハイパーハンマーまで!
サイズに比して少々ディテールが過剰かとも思えたが、むしろそのディテールこそが、1/144スケールと感じさせない巨大感を演出しているのだ。
見本の写真を初めて見た瞬間、「1/100スケールか!?」と疑ったのは私だけではないはず。
ただ一つ心配なのは、超絶可動範囲の代償。
可動箇所が増えるという事は、それだけ脆くなりやすい、という事。
小さいだけに強度が心配されるところだ。動かさなければ何ら問題は無いのだが。
それから価格に関してだが、これだけの技術を詰め込んでいて、しかも塗装済み完成品とあれば、決して高くはないだろう。
HGUCのガンダムにコレと同じ機構を盛り込むのに、どれだけの費用と手間をかけるか。
全身の塗装やマーキングを自らの手で施すのに、どれだけ神経を使うか。
それを知っている人間ならば、この商品のありがたさがよく解るはずだ。
塗装済み完成品を安く手に入れようなんて、少々虫が良すぎやしないか?
進化したプラモデルおすすめ度
★★★★★
スゴイ商品が出たなって思いました。
もっと注目されていいです。
何がすごいかというと、
あの1/60のPGガンダムしか成し得なかったフルハッチオープンを、
1/144で、しかも完成品でやってしまうって、
本当にスゴイ事だと思いますよ。
人によっては、わざわざハッチが開かなくても・・・と思うかもしれない。
でもそこは想像力を働かせて、スケールが小さく、また完成品なだけに、
実際に手に持ってハッチを開き、中のメカニックを覗いてみると、感動すると思います。
また今までは、コアブロックの合体を選ぶか、合体を破棄して腰の可動を選ぶかの、
どちらかでしかなかったガンダムのキットですが、
それを両立させたのも、この商品ならでは。
コアブロックを採用したPGですら、腰に関してはまったく無可動だったのが、
完全変形のコアファイターを合体させる事が出来、
様々なアクションに対応できる可動はPG以上です。
あとハイコンの1/144の復帰も、レトロユーザーからしたら嬉しい限り。
どうせなら、パッケージも旧ハイコンのボックス仕様にしてほしかったです。
これまでのシリーズとサイズが違って、絡ませにくいという意見もありますが、
それは、既製品のハイコンプロのガンダムを使うべきではないでしょうか。
本体内部まで具現化された、真の精密化スケールキット。
現物を見たら、そんな細かい事まで気にしなくなると思います。
われわれは28年待った!
おすすめ度 ★★★★★
初代ガンプラの誕生から27年、TV放送から28年でようやく納得で切るガンダムの立体造形物に会えたことに感激しました。フルハッチオープンはともかく、関節の極限可動、武器の豊富さ、中核たるコアファイターの変形にいたるまで隅々でよくやってくれました。あえてネガティブな点を挙げるとなれば中国製という点でしょうが・・・一度歴代の同スケールのガンダムを並べ比べてみると面白いと思います。そして次は可変モデルのZガンダムが出ることを期待しつつ・・
概要
アニメ「機動戦士ガンダム」、ガンダムの1/144スケール全高125mm、塗装済み完成品。 武装箇所を含む全身21か所のフルハッチオープンにより内部メカを精密に再現。23か所の関節が可動。一部関節にスライド装甲可動採用。足首シリンダー連動可動も標準装備。股部外装連動可動によって可動範囲が拡大した。ランディングギアを差し替えなしで出し入れ可能。コア・ブロックシステムを完全に再現。キャノピー開閉も可能。金属パーツは背部、足裏、ハンマーチェーンなど全5か所で採用し、重量感を演出。マットパール塗装がガンダリウム合金のイメージを演出。全身に施された繊細、極細リアルマーキングで、精密感を表現。 ビーム・ライフル、ビーム・サーベルX2、ガンダム・ハンマー、ハイパー・バズーカX2、ハイパー・ハンマー、シールド、スーパー・ナパーム(組立式)に新たにアタッチメントパーツも加え、フル装備が可能に。